信条
PHILOSOPHY
子どもたちが
帰ってくる町
ひたちなか市
鮭が生まれ育った川にいずれ戻ってくるように、ひたちなか市で生まれ育った子どもたちが、いずれは帰郷する町、帰りたくなる町にしたいと思っています。また住民がそこで安心して「持続可能」な生活を送れるような町こそ自治体として一番健全な姿だと思います。
地域での居場所作り
地域の居場所作り、私がここに重点を置きたいと考えているのは、現状、それぞれにサポートできる人がいて、ニーズがあるのに、マッチングする仕組みが少ないと常々思っているためです。
これまで、小学校に関わったり、地域企画に取り組んだりする中で、地域とのふれあいを求める子どもたちと、元気なお年寄りの架け橋になるような拠点があればと考えていました。
また、不便かつ不安な思いで一人で過ごしている方も、市内で多く暮らしています。そんな方々が、地域での日常的な居場所を作れたら理想的です。
地元である田彦エリアからスタートし、市内全域に広げる構想を持っています。「本」というテーマを持った市民図書室、「子ども」と「学び」をテーマにした放課後学習塾など、さまざまなカテゴリがリンクし合うような、居場所づくりを展開してまいります。
ソーシャルワーカーへの積極的支援
保育園や幼稚園、小中学校、介護施設などで働く方々は、社会に不可欠な存在であるはずなのに、労働条件は過酷で離職率も高いと案じています。その弊害は私たち自身だけでなく、家族はもちろん、社会的に立場の弱い方々に影響が及びます。
彼らが安心して長く働ける環境を早急に整備したいと強く考え、勤務と雇用環境の調査と改善を進めます。また、喫緊の課題である教員不足と、不登校の減少などにも関係するスクールサポーター制度なども、この支援案に含まれます。
使命感を持って、その職に就いておられる方々なので環境を整備すれば、就労機会も増え市内での雇用促進にも繋がるはずです。
交通網の充実
ひたちなか市は、水戸市などと比較すると市内移動の利便性が劣るのは否めない点です。
JR常磐線以外に、バス・ひたちなか海浜鉄道・スマイルあおぞらバスがありますが、高齢者対策としても自家用車に頼らず、普段からストレスのない市内移動が可能になれば、免許返納などもスムーズに進むのではないでしょうか。
そのためには、交通機関をネットワーク化し無駄のない運行を可能にする、また料金支払い方法の統一、生活に本当に必要な路線網の見直し、シェアサイクルなどの利用も必要だと考えています。
日常だけではなく、災害に強いことも、これからの交通網には欠かせない条件だと思います。
防災体制の整備
近年の日本では、毎年どこかしらで甚大な自然災害が起こっています。先日の大雨で、県内では取手市で水害が発生しました。
災害に強い町作りは、地域住民の力を高め、ネットワークを強めるのが大変有効だと思っています。
また自然災害だけでなく、JCO事故のような原子力災害も視野にいれた防災体制も不可欠です。備蓄庫などハード面の整備などはもちろんのこと、自主防災会の活性化や定期的な避難訓練などソフト面も見逃せない点です。